著作権法改正前に販売されていた、いわゆる、コピーガードキャンセラーという奴です。今でも、ビデオエディターやらビデオスタビライザーなどと名前を変えて同様の機能を持った製品が売られていますが(笑)。まあ、安定化装置なのであります(笑)。
こいつを使うと、NTSC規格外の乱れたクロマバースト信号や垂直ブランキング期間中の過大な信号を正規の信号に入れ替えてくれるという、まあその筋ではよく知られたアイテムなわけですが、使用の副作用として、元の映像より明るくなりすぎる、色が薄くなるといった問題もあります。
で、現行製品であるDVE773では、調整ができるみたいなので、VSP779もできるかな？と思って分解してみました。
結果、同じようにVRはあったけど、調整内容は違うみたい。VR1がchroma gain(色の濃さ)、VR2がcolor phase(色相)の調整みたいです。最高レベルのCBモードにした時だけ有効。というか、ようするに差し替えるクロマバースト信号の位相と振幅の調整っぽいかな。