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このアクセスは 最終更新日:2003/05/25 |
TTSSHはWindows上で動作するTELNETクライアント/端末エミュレータTera Term Pro上でSSH1
(Secure SHell protocol version 1)を利用するためのエクステンションです。
Tera Term ProについてはTera Term home
pageをご覧ください。
また、TTSSHについては、TTSSH:
An SSH Extension to Teratermをご覧ください。
このソフトウェアはTTSSHのメニュー、ダイアログボックスやメッセージを、オリジナルの作者であるRobert O'Callahan氏の許可を得て日本語化したものです。またオリジナルに存在するいくつかのバグの修正なども行っています。
Microsoft Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP 日本語版
オペレーティングシステム上で動作します。
またTera Term Pro 2.3が必要です。
TTSSHの動作にはTera Term Proが必要です。まだインストールしていない場合は、以下のサイトからTera Term Pro 2.3本体を入手して下さい 。(ttermp23.zip)
TTSSH日本語版を利用する場合は、Tera Term Pro日本語版の利用をおすすめします 。手順に従ってインストールしてください。
次にTTSSHを入手します。以下の圧縮ファイルは、いずれもアーカイヴの内容は同一ですので、お使いの環境で利用可能な解凍形式のものをダウンロードして下さい 。全部ダウンロードする必要はありません。ダウンロードの前に、必ずこの文書の下の方に書いてある使用条件・暗号ソフトウェアに関する注意をお読み下さい。
TTSSH 1.5.4 日本語版 1.4 (build 153) ダウンロード (ZIP形式: 503,336 bytes)
TTSSH 1.5.4 日本語版 1.4 (build 153) ダウンロード (LZH形式: 514,192 bytes)
TTSSH 1.5.4 日本語版 1.4 (build 153) ダウンロード (CAB形式: 421,301 bytes)
解凍したファイルをTera Term Proをインストールしたディレクトリの中にコピーして下さい。
Tera Term ProのTera Term eXtension (TTX)機能を有効にするため 、環境変数TERATERM_EXTENSIONSを1にセットしてください。(または、オリジナルのTTSSHに含まれるttssh.exeを持ってきて 、こちらを起動することで、この作業を省略することもできます 。以下の作業に自信がない方・わからない方は、この方法を利用してください。)
Windows 95/98/Meの場合は、autoexec.batに
SET TERATERM_EXTENSIONS=1
という行を追加してください。変更を有効にするため、再起動する必要があります。
Windows NT/2000の場合は、コントロールパネルにあるシステムのプロパティの詳細タブの[環境 変数] で設定を行います。(上のautoexec.bat に記述する方法でもできますが、再起動が必要です)なお、学校のコンピュータ等、設定されているシステムポリシーによってはできないことがありますので、詳しくは管理者にお尋ね下さい。
設定を行ったら、ttermpro.exeを実行すれば使用することができます 。その他のTTSSHの設定については、オリジナルのTTSSHに含まれているドキュメントを参照してください。
オリジナルのTTSSHのドキュメントを和訳したものがこちらにあるようです 。英語で読むのが面倒な方は参考にしてください。
*********** 重要なお知らせです! ***********
オリジナルのTTSSH
1.5.3以降ではセキュリティ上の理由からIDEAとRC4が全く使えないようになっていますが、古いサーバなどで3DESなどが使えないなどといった理由で需要があるようなので、日本語版では使えるようになってます。
ただし.INI設定ファイルに使用する暗号アルゴリズムが指定されていない場合、デフォルトではこれらは「使用しない」に設定されます。
古いTTSSHからバージョンアップする場合、必要でないならこれらのアルゴリズムを「使用しない」に設定するようにして下さい。
(1.1 beta 1より)
実行中のポート転送設定を新しい接続に対して引き継いでしまうバグを修正しました。
ポート転送を行う接続を実行し、さらに新規接続で別のホストに対してポート転送をしない接続をすると、最初に実行したポート転送全ての設定を引き継ぎ実行しようとしてエラーが発生していました
。(オリジナルに存在するバグです)
(1.1 beta 6より)
実行中のポート転送の一部を新しい接続に対しても実行しようとすることがあるバグを修正しました。
例えば3つのポート転送を行う接続を実行し、さらに新規接続で別のホストに対して1つの異なるポートを用いたポート転送を実行すると、最初に実行したポート転送の2番目と3番目も実行しようとしてエラーが発生していました
。(オリジナルに存在するバグです)
(1.1 beta 4より)
自動ログインを.INI設定ファイル中で指定するパラメータTryDefaultAuth= を追加しました
。コマンドラインオプションの/ssh-autologinに相当します。値は0で無効、1で有効です。
(1.1 beta 2より)
/ssh-autologinオプションを1度でも使うと、そのウィンドウでは次の接続から必ずautologinが有効になってしまうバグを修正
。/ssh-vオプションも同様です。この2つのオプションは指定されたセッションの間のみ有効となり、次回接続には無効になります。(オリジナルに存在するバグです)
(1.1 beta 2より)
メッセージ等が日本語に変更されている点はもちろんですが、接続先ホストの文字数制限が、オリジナルの80文字から1024文字へ拡張されています。
これにより、port forwarding等で長いオプションを指定することができるようになります。
ただし、Tera Term Pro側も対応している必要があります。(Tera Term Pro日本語版は対応しています。)
従来の80文字に合わせて作成されたTera Term Proでも、基本的に動作するはずですが、この場合従来通り80文字に制限されます。
(1.0 beta 1より)
接続ダイアログボックスで、デフォルトフォーカスはホストリストボックスまたはシリアルポートリストボックスにセットされています
。→オリジナルのTera Term Proに準拠しています。
(1.0 beta 1より)
デフォルト認証をRSAホスト認証つきのrhosts認証に設定すると、次回設定読み込み時にパスワード認証になってしまうバグを修正しています
。作者にバグレポート済み。
(1.0 beta 1より)
RSA個人鍵とホスト鍵のファイル選択ダイアログが一緒になっていたのを分けてあります。
(1.0 beta 1より)
TTXSSH.DLLをロードできなかった旨のエラーメッセージが出る
初期のWindows 95環境で起こることがあります。MSVCRT.DLLがWINDOWS\SYSTEM以下に存在するか確認してください
。存在する場合は、より新しいバージョンをインストールしてみてください。
また、他のTTXがインストールされていませんか?TTXSSLのような他のTTXが入っていると、うまく動作しません。
コマンドラインやホスト行(Host??=remote.host....)でポート転送の指定を記述するのは避けて下さい
1つのホストにしか接続しない使い方しかしない方はこれでも特に問題ないのですが、同時に複数のホストに接続したり、あるホストに接続し切断した後、引き続き別のホストへ接続したりすると、その前のホストに対して行っていたポート転送設定も引き継がれ実行されてしまいます。
そのため、転送設定のやり方によっては暗号化されていない通信がLANの外などに出てしまうことがあります。
(例)
Host1=host1.domain /ssh /ssh-L110:host1.domain:110
Host2=host2.domain /ssh /ssh-L143:host2.domain:143
のようになっており、Host1接続後にHost2へ接続すると、Host2に接続した時に/ssh-L110:host1.domain:110と/ssh-L143:host2.domain:143の両方がhost2.domainに対して転送されます
。host1.domainとhost2.domainの間の通信は暗号化されないため、別ネットワーク等の場合にセキュリティ上問題があります。
複数のホストを利用する場合でポート転送を使う場合は、ホスト毎に.INI設定ファイルを分け、ポート転送の設定は[TTSSH]セクションのDefaultForwarding行に記述して
、Host??行に
(例)
Host1=host1.domain /f=host1.ini
Host2=host2.domain /f=host2.ini
のように指定して下さい。
上記で/fオプションを使うと他のコマンドラインオプションが無視されるため
、/ssh-autologinオプションが使えない
TryDefaultAuth= パラメータを用意しました。.INI設定ファイル中
[TTSSH]
TryDefaultAuth=1
のように記述すると、有効になります。
接続を切断した後にSSH転送ダイアログを開くとポート転送設定が空になっており
、その状態で.INIファイルに保存するとポート転送設定がクリアされてしまう
オリジナルのTTSSHに存在するバグです。作者にバグレポート済み。
このソフトウェアはフリーソフトウェアですが、著作権は各作者にあります。(著作権を放棄したいわゆるPDS: Public Domain Softwareではありません)
オリジナルのTTSSHの著作権はRobert O'Callahan 氏が保持しています
。変更部分に限り、安藤 弦彦が著作権を保持しています。
このパッケージは、OpenSSL Projectが開発した、OpenSSL
Toolkitを含んでいます。
このソフトウェアは個人での利用・会社等の業務での利用(例えば有償サポート業務を行うために、技術者がこのソフトウェアを利用して作業を行うことは、これに該当します。このソフトウェアをそのままの形や改変を加えて製品(またはその一部)として販売する場合を除く)・学術利用いずれについても無料で利用することができます。
このソフトウェアの動作に一切の保証はありません。
このソフトウェアを使用したことにより生じたいかなる損害に対しても、作者は一切責任を負いません。ご自身の責任においてご使用下さい。
また、公開に先立って市販のウィルススキャンソフトによるチェックは行っていますが、万一コンピュータウィルス等が混入していたことによって生じたいかなる損害に対しても、作者は一切責任を負いません。ご自身の責任においてご使用下さい。
作者は、このソフトウェアに不都合が認められた場合でも、それを修正する義務は負いません。
以上の条件に同意いただけない場合、ソフトウェアの使用を中止して下さい。不明な点がありましたら、メールにてお問い合わせください。
日本国の法律では、「外国為替及び外国貿易管理法」及びその下位法令である「輸出貿易管理令」に基づき、以下の条件を満たす暗号プログラムを、ネットワーク上にアップロードすることにより、不特定多数の者が何ら制限されず入手可能な状態とする行為については、外為法第25条第1項の役務取引許可を要しないものとする、とあります。
使用に際して供給者の技術支援が不要であるように設計されていること
暗号機能が変更できないこと
以上より、日本国よりの本ソフトウェアの輸出の際に許可は不要であると考えられます(有識者の方で、もしもこの解釈に誤りがあると考えられましたら、メールにてご連絡ください)。ただし、暗号ソフトウェアの輸入や利用に制限を設けている国もありますので、そのような国への輸入・利用についてはご注意ください。
参考資料:
国際合意等を受けた輸出規制の見直しについて−国際合意等を受けた輸出貿易管理品目の見直しについて
国際合意を受けた輸出規制の一部早期見直しについて−輸出貿易管理令等の一部改正について
[インターネット等での配布]
アーカイヴへの改変を行わず、圧縮アーカイヴファイルそのままの状態でanonymous FTP,
WWW等などにおいて、不特定多数に対し無償で再配布を行う場合、これを許可します。その際、事後でも結構ですので、できれば転載先をお知らせください。
[書籍等への収録]
雑誌の付録やフリーソフト集等の製品(その製品の価格から書籍本体等の価値を差し引いた金額が、ソフトウェアを記録媒体に収録し流通させるコストとして適当と思われるものに限る)に収録したい場合は、必ず事前にご連絡ください。
[改変を加えての再配布]
学校内等で標準環境をセットアップするCD-ROMを独自に作成・配布する等でアーカイブの形を変えて収録したり、ソフトウェアに改変を加えて配布したい場合は、必ず事前にご相談ください。
[その他]
ソフトウェアをそのままの形や改変を加えて製品として販売したり、製品に組み込む等により生じたその製品の付加価値が製品の価格に含まれていると考えられる場合は、必ず事前にご相談ください。
日本語版についての連絡は、lancelot@sakurachan.orgまでお願いします。
TTSSHに関しての質問や、バグ報告をする場合は、まずオリジナルで同じような動作をするか確認して下さい 。オリジナルで同じ現象が起きない場合は、日本語版に起因する問題の可能性がありますので、私へ連絡して下さい。
日本語版に関する質問は、オリジナルの作者であるRobert O'Callahan氏へは絶対にしないで下さい!
このパッケージは、TTSSHのソースコードを変更して作成されました。このような素晴らしいプログラムを作成 、ソースコードを公開し、日本語版の配布を快く承諾して下さったRobert O'Callahan氏に深く感謝いたします。
TTSSH version
1.5.4-1.4J build 153 (2003/05/25)
OpenSSL 0.9.7bに変更しました。機能的な変更はありません。
TTSSH version
1.5.4-1.3J build 146 (2002/06/12)
OpenSSL 0.9.6dに変更しました。Microsoft Visual Studio 6.0 SP5 + Platform SDK + Microsoft Windows XP DDK でビルド。機能的な変更はありません。
TTSSH version
1.5.4-1.2J build 142 (2002/03/14)
zlibに潜在的なセキュリティホールが発見されたため、zlib-1.1.4に変更しました。機能等の変更は一切ありません。
TTSSH version
1.5.4-1.1J build 139 (2002/02/03)
OpenSSL 0.9.6cに変更しました。機能等の変更は一切ありません。
TTSSH version
1.5.4-1.1J build 136 (2001/07/30)
OpenSSL 0.9.6bに変更しました。
特に問題等の報告もありませんので、正式リリースとしました。
TTSSH version
1.5.4-1.1J beta 7 build 134 (2001/06/10)
リモートポート転送において、接続先ポートに接続できなかった際に表示されるエラーメッセージ中のポート番号表示がおかしいバグを修正しました。
(オリジナルに存在するバグです)
一部和訳し忘れていたメッセージを修正しました。
TTSSH version 1.5.4-1.1J beta 6 build 130 (2001/06/02)
実行中のポート転送設定を新しい接続に対して引き継いでしまうバグを修正しました。(beta 4で直したのとは別のバグ)
(オリジナルに存在するバグです)
TTSSH version 1.5.4-1.1J beta 5 build 115 (2001/06/02)
TTSSH 1.5.3から1.5.4への変更を反映させました。traffic analysis
vulnerabilitiesへの対応が行われています。
TTSSH version 1.5.3-1.1J beta 4 build 113 (2001/06/02)
OpenSSL 0.9.6aに変更しました。
実行中のポート転送の一部を新しい接続に対しても実行しようとすることがあるバグを修正しました。(オリジナルに存在するバグです)
TTSSH version 1.5.3-1.1J beta 3 build 100 (2001/03/29)
リソースのパラメータ等を調整しました。
TTSSH version 1.5.3-1.1J beta 2 build 85 (2001/03/21)
自動ログインを.INI 設定ファイル中で指定するパラメータTryDefaultAuth= を追加しました。コマンドラインオプションの/ssh-autologinに相当します
。値は0で無効、1で有効です。
/ssh-autologinオプションを1度でも使うと、そのウィンドウでは次の接続から必ずautologinが有効になってしまうバグを修正。/ssh-vオプションも同様です
。この2つのオプションは指定されたセッションの間のみ有効となり、次回接続には無効になります。(オリジナルに存在するバグです)
TTSSH version 1.5.3-1.1J beta 1 build 76 (2001/03/19)
TTSSH 1.5.3をベースに再開発しました。
OpenSSL 0.9.6に変更しました。
開発環境をVC++ 6.0 SP5に移行しました。
1.0 beta 3 build 41より、port
forwardingのオプションは、指定された通信1セッションに対してのみ有効でしたが、オリジナルのTTSSHの設計ポリシーに沿うようにしました。
1.0 beta 3 build 53より-ssh-nodlgコマンドラインオプションを追加しましたが、オリジナルTTSSHに/ssh-autologinオプションが入りましたので、廃止しました。
RC4とIDEAを使えるように変更しました。「オリジナルとの相違点」を参照してください。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 3 build 63 (2000/03/07)
OpenSSL 0.9.5に変更しました。
エラーメッセージのない通信エラーの場合メッセージボックスは表示しないようにしました。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 3 build 61 (1999/09/12)
SSLeay 0.8.1からOpenSSL 0.9.4に変更しました。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 3 build 59 (1999/01/23)
libeay32.dllをVC++ 6.0 SP2でbuildしました。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 3 build 54 (1998/12/01)
RSA/password認証の時に、-ssh-nodlgオプションを付加すると一度認証を試みようとするバグを修正しました。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 3 build 53 (1998/11/30)
-ssh-nodlg オプションの追加しました。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 3 build 43 (1998/11/21)
VC++ 6.0でbuild したものは、複数のport forwardingにおいて異常動作をすることが判明したので、VC++ 5.0
SP3に戻しました。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 3 build 41 (1998/11/19)
VC++ 6.0 SP1でbuildしました。
ポート転送のバグ(仕様?)を修正(オリジナルにも存在します)。
ソケットエラーメッセージを出力するようにしました。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 2 build 27 (1998/10/25)
VC++ 6.0でbuildしました。
いくつかの細かなバグ修正(オリジナルにも存在します)。
一部英語のままだったメッセージを日本語化しました。
TTSSH version 1.3-1.0J beta 1 build 17 (1998/09/02)
最初の公開バージョン。
メッセージの日本語化しました。
オリジナルに存在した、デフォルト認証をRSAホスト認証つきのrhosts認証に設定すると、次回設定読み込み時にパスワード認証になってしまうバグを修正しました。
オリジナルのTera Term Proと同じように、接続ダイアログボックスで、デフォルトフォーカスをホストリストボックス、または
シリアルポートリストボックスにセットするように変更しました。